【売却済】紫野窯 黒茶碗「閑居」淡々斎御書付 murasakino pottery black bowl

紫野窯

茶陶に深い造詣を持ち、京焼陶工を指導して江戸時代の紫野焼復興に功績を示した大徳寺塔頭三玄院住職・藤井誡堂(ふじいかいどう)が紫野窯で焼かせた黒茶碗。
淡々斎御書付に三玄窯とあるのは、藤井誡堂の依頼によるため。

大徳寺515世管長・大徳芳春院二十二世・大徳寺塔頭三玄院住職・藤井誡堂(1898 - 1984)
戦後より大徳寺の復興に瑞巌、雲窓らとともに尽力を示す。
特に茶陶に深い造詣を持ち、京焼陶工を指導して、江戸時代の紫野焼復興に功績を示す。
自作の茶碗、茶杓、茶掛書も数多く製作。茶席では大徳寺歴代管長の中でも高い人気を誇る。

裏千家十四代家元・淡々斎(1893 - 1964)
東京都出身。十三代千宗室の長男。同志社普通部卒。号は碩叟、淡々斎。
1940年全国組織の淡交会を設立、裏千家発展の基礎を築く。また国際茶道文化協会を設立、茶道の海外普及にも努めた。
妻は千嘉代子。子に長女の塩月弥栄子(宗芯)、次女の櫻井良子(宗養)、長男の十五代千宗室、次男の納屋嘉治(淡交社社長)、三男の大谷巳津彦(デザイナー)。