24.0径×2.9㎝高
【売却済】三橋了和 鎌倉彫松竹梅丸菓子盆 即中斎御書付 mihashi, ryowa kamakura-bori pine, bamboo and plum round tray
三橋了和
鎌山の長男三橋27世鎌岳(了和)は、鎌山の二男が出家して使えていた玉林院の住職の影響で茶道具を製作するようになる。大正12年の関東大震災の難を逃れ一家で京都に身を寄せてからのことである。京都で過ごした10年間を茶道具製作に打ち込み、その間に生み出した作品は100種類以上におよぶと言われている。その時代の作風は、鎌倉で製作していた頃とは大きく異なっており、了和の京都における研鑽の程が偲ばれる。表千家・惺斎の時代に活躍した。