片身替7.1㎝径×4.2㎝高 斗々屋7.1㎝径×3.6㎝高
萬寿山三朝窯 森田十雨 造りおき 森田無想証 唐物写酒盃一双 morita, tohu chinese style sake cups
森田十雨 1922(大正11)- 1985(昭和60)
1922 鳥取県三朝町に生まれ
1952年 楠部弥弐氏に師事
1953 第5回現代日本陶芸展初入選
1957 第13回日展初入選、第6回現代日本陶芸展入選
1960 第21回日展入選
1969 十雨と号す
1981 百腕展開催
1985 死去
高麗茶碗の作り手として知られる。1922年、鳥取県の三朝町にて誕生。生真面目な性格であったといわれ、陶芸家になってからは、ひたすらろくろに向かい続けていた。
当初は独学で器をつくっていたが、1952年から楠部弥弌の指導を受けることとなる。著名な陶芸家である楠部弥弌から受けた影響もあり、その後は現代日本陶芸展や日展、現代工芸展など、さまざまな展覧会にて受賞。
精力的に作品を生み出し続けてきた森田十雨が変化を迎えたのは1967年のこと。高麗茶碗に魅力を感じ、生涯をかけて作陶に取り組む。1982年には、本名の森田統名義で「朝鮮茶碗と私」というタイトルの本を出版。出版より3年後、病のため亡くなる。