【販売済】兼松清風 十牛青貝香合 鵬雲斎御書付 kanematsu, seifu ten bulls (ten stages of the herding of an ox、used as an analogy for training the mind on the path to enlightenment) incense case

兼松清風 1925(大正14) -

螺鈿加飾工 京都府出身

夜光貝、蝶貝、あわび等の美しい色彩と光沢を持つ真珠層の部分を利用して、花鳥、山水、人物等の模様を器物に貼り付け、漆を塗って研ぎ出す「螺鈿加飾」の名工。
昭和20年家業の螺鈿加飾に従事以来、55年もの長きに渡り常に技能の研鑽に努め、京漆器業界の伝統を守るとともに後継者の育成及び螺鈿の知識普及に尽力。
重要文化財京都島原角屋「青貝の間」の修復、伊勢神宮式年遷宮に御神宝太刀の鞘及び天皇陛下御所持の大神宝太刀の鞘の謹製等を手がけた。
平成9年、卓越した技能者として労働大臣表彰を受賞。
平成12年4月、厚生労働省の発表により黄綬褒章を受賞。