【売却済】井口海仙 茶杓「つれづれ」 iguchi, kaisen tea scoop

井口海仙  1900(明治33) - 1982(昭和57)

裏千家十三代家元圓能斎の三男として京都に生まれる。本名は三郎、幽静庵と号した。同志社普通部を卒業後、大正11年『茶道月報』を主宰。兄・裏千家十四代家元淡々斎の補佐役として活躍し、今日庵理事、淡交会専務理事等をつとめ、大正、昭和の茶道界の発展に貢献した。また若年より文才に長じ、各誌に茶道研究、随筆を発表。茶匠としては、つとに洒脱な茶風で知られ、文壇、演劇界等に多彩な交流をもった。